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中国・高級幹部の子女たちを指す「太子党」とは
2006年12月22日 (金) | 編集 |
中国・高級幹部の子女たちを指す「太子党」とは (世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」)
 By NBonline(日経ビジネス オンライン

親の七光りで出世

 筆者は、この話を聞く前から、王某が親の七光りで△△公司の副総経理になったことは知っていたが、会ったこともないし、興味もなかった。それから数カ月後の初夏、大手日本企業の中国総代表の交代パーティーが人民大会堂で開催され、筆者も招待されて出席した。

 パーティーは着席方式で、500人程の招待客が大きな丸テーブルに着席し、パーティーの開始を待っていた。そこに突然、毬栗頭(いがぐりあたま)で、汚い半袖の開襟シャツに短パン、サンダル履きという出立ちの40代の男が会場に入って来た。「なんでこんな格好した男がパーティーに来るのか、それとも掃除夫か」と思っていると、何と主催者側は恭しく、この男を主賓席に導くではないか。

 テーブルの隣りに座った人に「あれは誰か」と聞くと、「王某さ、知らないの」と来た。へエー、あれが先日の運転手が言っていた王某かと、筆者は納得し、その後はもっぱら王某に着目。主催者側の挨拶が始まったが、王某はタバコを絶え間なくくゆらせ、貧乏ゆすりを繰り返し、あっちを見たり、こっちを見たりで、落ち着きないこと甚だしい。その内に、挨拶が終了して食事が始まったが、暫くして気づいた時には、王某の姿は既に無かった。

 それから数カ月後に、王某が訪日し、日本の財界人と面談したり、有名企業を訪問したという記事が日本の新聞で大きく報道された。記事には、日本の財界首脳の王某評が掲載されており、曰く、王某は「英邁な経営者」「有能な実業家」。笑わせちゃいけない。あのような常識もなければ、礼儀も知らない、粗野な男のどこを探せば「英邁」のかけらが見つかるのか。その後、北京で偶然にも王某とエレベーターに乗り合わせたことがあったが、その時の印象も、経営者とは到底見えない風情。織田信長も常人ではなかったと言うから、もしかすると王某もその類の天才肌の人なのかもしれないが、筆者には例の運転手の言葉が正しいように思われた。その王某は、今や△△公司のトップとして君臨している。

2ページ目より)

 1987年頃のお話ということですが、面白かったので紹介。

 もう今から20年前(!)のことなので、今ではまた少し変化している部分もあると思いますが、まぁアジア諸国では未だに健在な慣行でしょう。ただ上記記事のありさまは凄すぎると思う^^;。今ではさすがにあそこまで放置させることはないんじゃないでしょうかね(笑)。
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